最近、読んだ漫画でかなり気に入ったものがあったので紹介していこうと思います。
今回紹介するのは此元和津也さんの「セトウツミ」(全8巻)
この漫画はジャンルとしては日常系ギャグ漫画。
元サッカー部のボケ役「瀬戸」とガリ勉クール系メガネ男子のツッコミ役「内海」の2人が川辺で会話劇を繰り広げる漫画。
この漫画は普通のギャグ漫画とは大きく違う点として舞台の川辺から一切動かない、基本的に2人の会話の描写だけで話が終わるなどが挙げられる。
2人の会話のテンポが非常に爽快で読んでいると心地よく、その上休憩する暇なくガンガン面白い事を言ってくるので抱腹絶倒間違いなし。
ギャグ漫画から面白い部分だけを抽出して他の一切合切をすべて排除したような漫画。
正直、会話だけで8冊も漫画を描けるのは異常で、この事実だけでこの作者がバケモノだとわかるはず。
こういった漫画は終わり方が難しく、尻すぼみで終わってしまうことも多々あり、ギャグ漫画だしまあいいかで済まされることが多いが、
セトウツミの終わり方は間違いなく読者をいい意味で裏切ってきて最後まで飽きさせない出来になっている。
一応ドラマ化もしているらしいのでそちらを見てもいいかもしれません。